SDGsへの取り組み2
2.ペーパーレス
現在弊社では業務において必要な図面、書類のみをプリンタから出力しています。
今まではCADで描いた設計図が完成するたびに紙図面を出力し、また機械加工の自動プログラムが完成するたびに段取りが書かれている加工指示書を現場に書面で配布していました。
しかしながら実物が完成してしまえば紙図面は一定時間、社内に保管した後、廃棄処分していました。また実物が完成後に少しでも形状変更があれば再び紙図面と加工指示書を出力してを繰り返し、社内の書類保管庫は紙図面と加工指示書に溢れていました。
このため弊社ではこの事態を解消すべく、ペーパーレス化を推進し紙の出力は必要最小限とし、加工現場にはPCやタブレットを配置し、必要な図面のみ出力し、基本PDFデータでものづくりをすることに転換いたしました。
また現場判断で鉛筆等で書き加えた紙図面は必ずスキャンしてPDF化を行い、すべてデータで管理することにもいたしました。
これにより、紙の廃棄量が以前とは比べ物にならないほど少なくなり、書面のほとんどをデータ化することによって紙での保管が必要なくなったため、書類保管庫の書類の山は解消され、さらに電子データに変更したことにより検索も容易となり、書類の束から探すという手間がなくなりました。
またペーパーレス化をすることによって森林伐採の抑制に貢献でき、廃棄後の焼却による二酸化炭素の削減にも貢献できると考えております。
以上のことにより、ペーパーレス化はSDGsの、
13.気候変動に具体的な対策を
15.陸の豊かさも守ろう
に貢献できると考えております。